働く会社員の疲労・眠気を撃退!大切なのは「糖質」コントロール!?

この記事を監修した先生:

柳澤厚生先生

杏林大学医学部卒、同大学院修了。医学博士。杏林大学保健学部救急救命学科教授を経て、2008年より国際統合医療教育センター所長。2011年国際オーソモレキュラー医学会殿堂入りし、2012年同医学会会長。日本で初めてマイヤーズカクテル、グルタチオン点滴、高濃度ビタミンC点滴療法、サルベストロールサプリメントを導入。

働く会社員の皆さん、毎日おつかれさまです。週末はしっかり休んだはずなのに、なぜか月曜から疲労がたまっていたり、がんばって出社したのにお昼を超えたら眠気に堪えられなかったりという経験はありませんか。その疲れや眠気、実は栄養不足が関係しているのかもしれません。食生活が乱れているかたは、特に要注意ですよ!

とはいっても、何を注意したらいいのか、いまいちわからないですよね。今日は栄養療法に詳しい柳澤厚生先生に、働く会社員の疲労・眠気を撃退する方法をお伺いしてみました。

疲れ知らずの人は、カラダにいれるものをコントロールしている!

通勤ラッシュの時間帯、同じ電車に乗ったビジネスマンが朝から疲れた顔をしている、なんて状況に出会うこともあります。朝から大変だなあと思って鏡を見ると、同じような顔の自分にどんよりした、なんて経験のあるかたもいるのではないでしょうか。一方で、いつでも不思議と元気に満ち溢れているかたもいて、「疲れ知らずは生まれ持っての体質かなあ」と諦めているかたもいるかもしれません。

医師のなかにも週67日朝から深夜まで働いても、休みの日にはフルマラソンやトライアスロンに励むといった、同年代のかたに比べて元気なかたも多くいるそうです。ただし、彼らも生まれ持ってもスーパーマンではありませんし、高額な医療行為やアンチエイジングを行っているわけではないのです。では、なにが違うのでしょうか?

柳澤先生によると、彼らが気をつけているのは「カラダにとりいれるものをコントロールすること」だそうです。カラダの調子をあげ、自らのパフォーマンスを高めるための「方法」を知っているから、疲れ知らずなのだそうです。

「栄養」とは単純に「野菜」だけではない!

カラダに取り入れるものというと、栄養が思い浮かびますよね。栄養不足が原因と言われると、野菜が足りてないのかな?と思うかたも多いのではないでしょうか。そうか、疲れの原因は野菜不足かと思って、「今日のランチに100円サラダをプラスしよう」と考えた貴方、ちょっと待ってください。

ちょっとランチにサラダをつけたくらいでは、栄養を「摂った気」になるだけで、十分ではありません。柳澤先生によると、働き盛りのビジネスマンがパフォーマンスを上げるためには、その程度の栄養補給では、なかなか改善に結びつかないそうです。

それでは、具体的にどうしたら、疲れ知らずで高いパフォーマンスを保つことができるのでしょうか。実は、栄養がありそうな食べ物を食事にプラスする前に、真っ先に考えたいことの一つが、「糖質のコントロール」なのです。

糖質のコントロールが疲労感を左右する!?

糖質といえば、近年流行っているのが「糖質制限」。ダイエット目的でとりいれるかたも多いですよね。実は「糖質」はダイエットに限らず、仕事のパフォーマンスにも大きな影響を与えるのです。

昼食を食べたあとに急激な眠気が襲ってきたという経験は誰しもあるのではないでしょうか。糖質が体内に入ると血糖値が上がるため、カラダがインスリンを分泌し血糖値を急激に下げようとします。この血糖値の乱降下がだるさや眠気につながるため、仕事のパフォーマンスを下げてしまうのです。

つまり、糖質を制限したほうが、頭はすっきりとして仕事能率は上がるのです。「脳にブドウ糖が必要」という話も実は間違った認識です。疲れたからと言って甘いものを食べると、血糖値の乱降下によって集中力を削いでしまいます。集中したい時には、甘いものは逆効果なのです。

糖質制限、まず気をつけるのは「ランチ」と「おやつ」

ただし、1日中糖質制限は正直難しいですよね。仕事のパフォーマンスを上げるために、まずは2つだけ気をつけるのがオススメだそうです。

・低糖質ランチを徹底しましょう。
・おやつには砂糖を摂らないようにしましょう。

つまり、仕事中には糖質は避けましょう。特に、ランチ後や夕方は午前中に比べて集中力も落ちやすい時間帯なので、特に注意が必要です。ついついお昼は丼や麺類など炭水化物を摂りがちですが、なるべく避けるといいですね。肉や魚は食べても問題ないので、物足りないなと思うときは肉や魚、糖質の低い葉物野菜などで量をとるようにしましょう。

小腹が空いたときやおやつには、ナッツ類がオススメです。特にアーモンドは集中力を高めるビタミン群が含まれます。デスクの引き出しに常に用意しておくと良いかもしれません。

栄養はサプリメントでも補完可能です

さらに、カラダも心も頑張るためには、ビタミンなどの「栄養」の摂取が必要です。ストレスを感じるときや緊張したときにも栄養は消費されてしまいます。カラダにとって必要な栄養は毎日の食事だけでは足りていない場合も多いので、サプリメントでの補完がオススメです。

ただ、サプリメントは目的に合わせて選ぶことが大切です。なんとなくビタミン系のサプリメントをとりあえず飲んでいても、無駄になってしまうケースが多いのが事実です。たくさん種類を飲むのも大変なので、効果的なサプリメントを選んで摂取するようにしましょう。

働く会社員にオススメのビタミンについては、こちらの記事でご紹介しています。合わせて確認してみてくださいね!

医師が教える栄養講座!ビジネスマンがとるべき栄養TOP3

2018.03.13

具体的にどのサプリメントを摂るのがよいかは、ぜひオーソモレキュラー医学を実践している医師にお気軽に相談してみましょう。日本オーソモレキュラー医学会のウェブサイトでは実践医の検索もできますので、お近くのクリニックを探してみてください。

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