2018.7.20
アレルギー

よくある赤ちゃんのアトピートラブル!改善に効果的な食べ物とは?

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List dr maiko yamasaki
この記事を監修した先生
あらゆる側面からアプローチし、内側からオーラがあふれるような真の美しさを引き出すホリスティック医療を採用。目指しているのは部分的・一時的な改善ではなく、肌が自ら美しくなる「力」を育むこと。カラダとココロを整え、内側から美のオーラを導き出します。
目次

赤ちゃんの肌はとても繊細です。「この頃、肌がカサカサしてる?」「顔や頭をよく掻いていて心配」といった場合、アトピーを発症している可能性があります。
今回は赤ちゃんのアトピーの症状、湿疹とアトピーの違い、そして改善に効果的な食べ物について、山﨑まいこ先生に伺ってきました。

赤ちゃんのアトピーの見分け方

赤ちゃんの肌は大人と比べて薄くて未熟な状態。そのため、あせもができたりオムツにかぶれてしまったりと、様々な肌の症状が出やすいものです。
今の症状がアトピー性皮膚炎なのか、湿疹なのか見分けるのもなかなか難しいですよね。まずはアトピーである場合によく見られる症状をいくつかご紹介します。

何度も繰り返す

「何度も繰り返すかどうか」これがアトピーと湿疹の最大の違いと言えるでしょう。赤ちゃんの成長は著しいものです。ある時期になって赤みが気になったり、肌の乾燥が目立っていたりしたとしても、成長に伴って次第に落ち着くこともあります。

この場合は、一時的な湿疹と言えます。
一方で、一向に改善しない・改善したと思ったらまた繰り返し同様の症状が出る場合は、アトピーを発症している疑いがあります。

痒みと乾燥が強い

湿疹は、症状としては痒みを伴い赤くなるといった点では、アトピーとさほど違いはありません。しかし湿疹の場合は、肌が乾燥する場合もあれば、ジュクジュクしてニキビや炎症を起こすこともあります。

アトピーを発症している状態だと、肌の乾燥が激しく、痒みも強い傾向があります。
もし、こういった痒み・乾燥が強く、数ヶ月経っても改善がみられない時は、アトピーである可能性が極めて高いと言えます。

アトピーの原因とは?

そもそもアトピーはなぜ発症するのでしょうか。原因として考えられている代表的な要因を知っておくことで、対策のヒントが見えてくるかもしれません。

悪化させてしまう環境的要因

現代社会では、車などによる排気ガスが毎日大量に出ています。それに加え、季節毎に飛んでくる花粉やPM2.5など、昔と比べると様々な空気飛散・汚染物質量が増加していることが要因の1つとして挙げられます。

アレルギー的要因

言うまでもなく、赤ちゃんは生まれるまで母胎で生活をしています。そのため、妊娠中の母親の食事の傾向が赤ちゃんにも影響を及ぼす可能性は少なくありません。特に牛乳・卵などに対してのアレルギーがあらわれる傾向が強いとされています。

アトピーの治療と食べ物

我が子がアトピーにならないように気をつけていても、予防することは容易ではありません。アトピーかも?と思ったら、早めに専門医に相談することが大切です。治療法としては、ステロイドなどの塗り薬や、抗アレルギー薬などの飲み薬が一般的ですが、副作用が出てしまう場合もあるので、注意が必要です。

また、長期間の治療が必要なケースも多いので、薬にだけ頼るのではなく、日々の食事や生活習慣でも症状を改善できるように気を付けたいですよね。

そこで、赤ちゃんがアトピーと判明したときに、症状を改善させる効果が期待できる食品と栄養をご紹介していきます。

青魚に含まれるオメガ3系脂肪酸

アトピー改善に効果的な食べ物として、イワシやカツオなどの青魚が挙げられます。青魚には、オメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸とよばれる油が多く含まれています。オメガ3系脂肪酸の作用の1つに、炎症を抑える働きがあります。

アトピーをはじめとするアレルギー体質があらわれている場合は、上手く取り入れられるといいですね。青魚類と同様の効果が期待できる油として、エゴマ油や亜麻仁油の摂取も効果的です。

海藻類に含まれるアルギン酸

わかめやもずくといった海藻類もアトピー改善におすすめの食品です。海藻にはアルギン酸とよばれる食物繊維が含まれています。アルギン酸は体内に溜まった毒素を体外へ排出する働きがあります。アトピーのみならず、日々の生活で吸い込むのが避けられない排気ガスなどの汚染物質から体を保護してくれます。

発酵食品に含まれるビフィズス菌

美肌やアトピーに効く食事を普段から心がけていても、腸内細菌のバランスが乱れている状態では体内に毒素が溜まりやすくなります。腸内には大きく分けて三種類(善玉菌・悪玉菌・日和見菌)の細菌が発生しています。

このなかでも、善玉菌の割合を増やすことが大切です。とりわけ有名な善玉菌として、ビフィズス菌が挙げられます。ビフィズス菌は、ヨーグルトや味噌・キムチなどの発酵食品に多く含まれます。これらの食品を積極的に摂取し、腸内環境の改善を行うことが、アトピー体質の改善の大きなカギとなります。

生活習慣で気をつけたいこと

デリケートな赤ちゃんを育てるのは大変なことです。最後にアトピーで困っている赤ちゃんのために、日頃できるケアをいくつかご紹介します。無理のない範囲で気をつけられるといいですね。

  • 汗やよだれはこまめに拭く
  • 掻いても傷にならないよう、つめはこまめに切る
  • 入浴時や睡眠時には体を温めすぎないようにする

保湿ケアは念入りに

赤ちゃんの肌はまだまだ成長過程の未熟な状態であり、大人の肌よりもデリケートです。そのため、毎日のスキンケアが肝心となります。入浴後の保湿は特に大切です。その際に使用する保湿剤は、可能な限り赤ちゃん用のものがいいですね。

香料などの添加物は赤ちゃんの肌には刺激となる場合があります。肌にやさしい無添加の保湿剤を選んであげましょう。また、おむつ替えなど肌を拭く時には、肌荒れを起こさないようにこまめに保湿することも、きれいな肌を維持するための大切なポイントとなります。

最後に

赤ちゃんのアトピーに悩んでいる方は、意外と多いといわれています。何度も繰り返すと、不安になりますよね。日頃の食生活やケアに気を使っていてもなかなかよくならないと不安に思っているかたは、あなただけではないはずです。

自分だけで抱え込まずに、少しでも「アトピーなのでは?」と思ったときは、専門の医療機関に相談してみましょう。

薬による治療だけでなく、栄養や食事のアドバイスも欲しい!という場合は、山﨑まいこ先生のように栄養療法を取り入れている皮膚科のクリニックを探してみてはいかがでしょうか。お近くの医療機関は、日本オーソモレキュラー医学会のウェブサイトからも探すことができます。

https://isom-japan.org/doc-search/

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